金価格をチャートで分析

金価格が久々に高騰していますが、この金価格の推移を分析しましょう。金価格などの相場にはほとんどが金価格の推移が分析できるチャートと呼ばれるグラフが用意されています。年、月、週での動向や歴史的な動向を推移分析することは金相場を楽しむには大事なことですね。ネットで「金価格 チャート」と検索すれば、簡単に金価格のチャートが検索できますので、金価格のチャートをぜひご覧になって金相場を楽しんでください。国際金価格の指標のひとつであるニューヨーク商品取引所の金先物相場は、2007年11月8日に終値としては過去最高の837.5ドルを記録しています。3カ月前の8月上旬からは約200ドルも上昇しています。この国際金価格に合わせて国内金小売価格も上昇基調を強めています。金価格のチャートを確認すれば、この右肩上がりに急騰している様子がよくわかります。金は「有事の金」と言われるように、国際情勢が緊張してくると金価格が高騰します。この国際情勢によって推移した動向も歴史的な金価格のチャートを見れば一目瞭然です。現在の国際情勢に注意しながらこれまでの動向を見比べてみることで、今後の動向の大きな流れも予測できてくるでしょう。そのために金価格のチャートを推移分析する必要がありますね。但し、金投資に対する取り組み方でプロのディーラーの場合は短期的な値動きを利用して利ざやを稼ぎ出すことを目的に金を売買しますので、日々金価格は変動します。国際情勢などの歴史的に大きな金価格の推移動向や金売買による日々の動向も金価格のチャートより読み取る知識を育てることも重要ですね。

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金価格のペンタゴンチャート

金価格のペンタゴンチャートをご存知でしょうか。五角形のグラフの中で金価格がどのような動きをするのかが、金価格の動きの習性と規則性によって、いつ、どのような事象が発生するのかというタイミングを予測できると言うおもしろいチャートです。金価格のペンタゴンチャートもご覧になる機会があれば、今後の金価格の推移予測ができるのではないだろうかと思いますので、お試しになってみるのも価値があるのではないでしょうか。

金価格の推移動向

金価格の国内小売価格は、2007年10月15日に23年ぶりに1グラム3,000円台を記録し、2008年2月21日には3,447円の高値をつけました。さて、この金価格が高値圏で推移している背景には、近年経済成長が著しい中国やインドの新興国や中東の産油国での、投資用と宝飾品用の金需要が拡大傾向であることが金価格の上昇要因の一つと考えられていますね。また、世界で急速に「米ドル離れ」が進みつつあるということも金価格の上昇要因の一つと考えられています。ニューヨークでのテロ以降、アメリカ国内でも金投資への傾向が高まっていたようで、例のサブプライムローン問題でアメリカ国内だけではなく世界で急速に米ドル離れが進み、どの通貨とも交換でき、「代替通貨」としての性質も持つ実物資産である金が、一時的な米ドルからの避難先として大きな脚光を浴びていることも要因ですね。為替変動リスクを持つ、株式、不動産と同じく金は為替相場の影響を受けます。国際金価格に変動がなくとも、円高になれば国内の金価格は下がりますし、円安になれば国内の金価格は上がりますから、金には為替変動リスクがつきものだと言えますね。ちなみに、外貨預金、外国株式・債券、外国の不動産など、外貨建て資産に分類される資産は、すべて為替変動リスクを持っています。国際情勢によって左右される金価格の動向で金売買が活発化し、金価格は短期的に値動きが荒くなりがちです。有事などを材料に金価格が急騰しているような場面では、勢い良く急騰した金価格に限って短期間で急落することがよくあります。ですが、そのもの自体に価値がある「実物資産」の金は紙クズのように無価値にはなりませんので、国内だけではなく、世界の金の需要動向や金価格のチャートをできるだけ長期で推移分析し、短期の値動きに惑わされることのないように注意しましょう。

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